「おらん方がマシ」より「おってもおらんでも一緒」を目指す

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今日は春らしい気持ちいい一日でしたね。しかし一方で、花粉症の症状が現れてきました。

GW前までは辛い毎日になりそうです。明日から薬を飲み始めます。

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若かりし頃の出来事

今日の記事は珍しく関西弁の題名になっています。ちょっと関西人以外の方にはニュアンスが伝わりにくいかもしれません。

これは私が入社3年目の頃の話です。

当時の私の所属するチームAはチームリーダー・職人肌の先輩・若手の私・派遣社員の4人体制でした。

入社3年目時の組織体制

図:入社3年目時の組織体制

職人肌の先輩(大阪のガラの悪い所出身)と私、派遣社員の3人が実務を担当していました。

リーダーは「口ばっかりで手を動かさない」「現場には全く来ない」タイプの人でした。

この職人肌の先輩が大変頭のキレる方で(突然機嫌が悪くなってキレることも多かったですが)、実質この人の能力でテーマを廻していました。

3人で仕事帰りに晩ご飯を食べに行った時は「あのオッサン(リーダー)はおってもおらんでも一緒やな。」とよく愚痴っていました。

つまりリーダーがいなくても仕事がうまく廻っていたということです。

事件発生

ある時、別のチームで突発的な客先対応の案件が発生しました。

その分野で見識が深いということで我チームAのリーダーがその案件について設計のアドバイザーになりました。

先述の通り、チームA内でリーダーは既に「おってもおらんでも一緒」の状態でしたので、彼がそのテーマにリソースを割かれても私たちには全く影響はありませんでした。

また、突発案件の業務内容についてはリーダーを通じてCCメールで一応何をやっているかは私たちにも知らされていました。

ある時職人肌の先輩が、リーダーの助言を基にした設計ドキュメントを眺めて渋い顔をしていました。

私「どうされました?何か問題あるんですか?」

職「いや、この設計やけど、いくらなんでも余裕度が少なすぎるわ。ちょっと変なロットの部材が入ってきたら不良だらけになって大変なことになるで」

私「え!その内容、この案件のメンバーにも情報共有した方がええんちゃいますか?」

職「う~ん、一応俺は部外者やからなあ。リーダーさんにも面子があるやろうし・・・。なんか考えがあってのことかもしれんしな。」

結局その件にはそれ以上深入りせず、私たちは自分たちの仕事に集中することにしました。

突発案件の試し生産時は、ほぼ理想的な部材が集まってきましたので、特に問題は発生しません。

そして量産にGoがかかり、しばらくは順調にモノが流れていました。

しかし、ある時に先輩の予測通りに大量の不良の山が発生し製造部が大混乱に陥りました。

どうやら契約した仕様ギリギリのロットの材料が入ってきたようです。

リーダーは納期が短かっただの何だのと言い訳に終始し、現場の大火事をヨソにその案件から逃げ帰ってきました。

その事件が発生してから、先輩と派遣社員と3人で晩ご飯を食べている時に先輩が言いました。

「あのオッサン(リーダー)、『おってもおらんでも一緒』からおらん方がマシになってもうたなぁ」

私はあまり仕事のことは覚えていないのですが、この出来事は今でも強烈に印象に残っています。

「うまいこと言うなあ、この人」と感心しました。

座右の銘

それ以来、私はこの言葉を座右の銘としました。

私がヘボでダメで仕事ができないのは仕方がない。

「この仕事は実質○○さんがやったようなものだ」、とか「カズなんか単に作業をやっただけだ」と非難されても、せめて「カズの判断のせいで仕事が悪い方向に流れてやる必要のない仕事が増えた」というのだけは回避しています。

あと6年チョイ、「おってもおらんでも一緒」と陰口を叩かれても「おらん方がマシ」とは罵られないように頑張ります。

もっとも、「おってもおらんでも一緒」ならそもそも「おらん方がマシ」という論理も成り立つんですがね(苦笑)

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コメント

  1. はやと より:

    カズ様

    2週間ほど前に私のブログにコメントをいただいていたようなのですが、今日まで気づかずお返事ができておりませんでした。

    まことに申し訳ありませんでした。

    このような失礼なことをしておいて誠に恐縮ですが、またブログを訪問していただけると幸いです。

    私もカズ様のブログを読ませていただき共感できる部分がたくさんあります。

    「おらん方がマシ」という上司の存在が、私の早期リタイアの動機の一つでもあります。

    在職中はこの上司が大嫌いでしたが、今になって思えば「こんな上司の下でいつまでも働いていられるか」という思いが早期リタイアにつながったところもあるので、ある意味この上司に感謝しています。

    • カズ より:

      はやと様

      コメントありがとうございます。
      もしかして嫌われているのかと思ってたので、ご連絡いただきホッとしております。
      一時貴殿のブログから遠ざかっていましたが、また訪問させていただきます。
      はやと様のブログをヒントに新しい記事を書いてみました。
      よろしければご一読下さい。