うつ病休職→妊娠→復職→産休に対する怨嗟の声

199188

台風一過でようやく夏の終わりを感じられるようになりましたね。

しかしそんな爽やかな雰囲気を吹き飛ばすような刺激的な話が飛び込んできました。

とある同僚の女性

私はメーカーの開発系の部署に所属していて、男女比率では圧倒的に男性が多い部署です。

そのせいか、女性社員は昔から結構チヤホヤされていて、上からもあまりキツイことを言われたりやらされたりしません。

同僚に入社4年目の女性(山井さん:仮名)がいるのですが、新人の頃から優しい上司にの下に付いてぬるま湯の中で順風満帆にサラリーマン生活を送っているように見えました。さらに1年前にイケメンの高収入の男性と結婚して幸せの絶頂にいるようでした。

そんな山井さんにも転機が訪れ、約1年前に上司(薮田さん:仮名)が替わりました。薮田さんはなかなかのリーダーシップを持っている人で、周りからも慕われて大変デキると評判の体育会系の人です。

ところが山井さんはその一ヶ月後から突如会社に来なくなりました。

最初は風邪と聞かされていたのですが、1週間を過ぎても出社してこないので、これは尋常ではないことが起きているなと周りもザワザワと噂し始めました。

彼女の近くで仕事をしている人に聞いてみると、どうやら新しい上司の薮田さんとうまくいってなかったようです。

とうとう正月明けに朝礼で山井さんが心の病気のためしばらくお休みするとマネージャーから発表がありました。

「薮田さんってすごく人当たりも良くて優しい人なのになんであんなことになったんだろうね?」「あの人相手で病んでるってどんだけメンタル弱いんだよ」などと皆が不思議がっていました。

衝撃

そして先日の朝礼で部署に激震が走りました。

ウチの部署の朝礼はほぼ毎日が「今日は特に連絡事項はありません。今日も一日元気で頑張りましょう。」という感じで一瞬で終わるのですが、久しぶりにマネージャーが右手をピーンとほぼ真上に伸ばして「連絡があります」と言いました。

「病気療養していた山井さんが来月から職場復帰されます。但し、彼女は妊娠していますので復帰1ヶ月で産休に入られます。皆さん彼女へのご配慮よろしくお願いします。」

毎日ギリギリに出社して朝礼時にはまだ半分眠っていた私の脳に雷が落ちたかのような衝撃が走り、ブルーベリー味だと思っていたガムを噛んでみたら実はブラックブラックガムだった時のように目が冴えて私の小さい目が大きく開きました。

「そんなんありなんか!?」と私は口から飛び出そうになる言葉を必死に抑えて着席しました。周りの同僚も一様に険しい表情をしています。仕事が始まっても「山井さん、元気になって良かったねえ」と皆どこかよそよそしく上っ面の会話をしていました。

その中で以前このブログにも登場した仲の良い後輩(富永:仮名)と実験室でたまたま二人っきりになりました。

富永くんが「カズさん、最近阪神弱いですね~」と話掛けてきたのですが、明らかに例のことを話したいんだなという雰囲気がアリアリですぐに核心に触れてきました。

富永「カズさん、山井さんの件どう思われます?」

私「とにかく驚いたねえ。そもそも制度的にそんなことができるのかって思ったけど。俺だったら妊娠したら会社辞めるけどね。周りの目が怖くて豆腐メンタルな自分ならとてもじゃないけど出社できないわ。」

富永「俺は休職中ぐらいゴム付けろよなって思いましたね。」

私はしばらくの間、午前中に頭を駆け巡っていたことを整理しながら話しました。

私「いや、確かに色々と思うところはあるけど、俺たちって社外や周りの人たちから『大きな会社に勤めていて良いですね』ってよく羨ましがられるけど、給料も中小企業とそんなに差はないよね。じゃあその大きな会社に勤めていて何の良いことがあるんだろう?と考えたら、ローンの審査が通りやすいことか、こういった福利厚生を目一杯使うことぐらいしか無いんだよ。中小企業なら彼女は間違いなく退職に追い込まれるだろうからね。だから俺は逆にこういう部分を使い倒せるだけ使ったモン勝ちだと思うよ。」

富永「うーん、まあそういう考えもありますねえ。」

(リタイアしたらいずれ後の世代の人たちに支えてもらうんだから、支えてくれる人が増えるのはいいことだよ・・・。)という言葉はグッと飲み込みました。

復職後

程なく山井さんは少しふっくらして復職してきました。彼女は休職前のチームから負荷の軽いチームに配置換えをしてもらったこともあり、何事もなかったかのように仕事をしていました。

実は先述の富永くんと山井さんとは6~8人グループのランチ仲間です。復職後も前と同じようにランチを一緒にとっているようでした。

ある日、帰り支度をしていると富永くんから「カズさん、久しぶりに帰りましょう」と誘われ一緒に帰路につきました。

私「山井さんと昼飯食べてるよね。彼女は元気そうか?」

富永「いやいや、聞いて下さいよ。彼女、毎日毎日妊娠の話ばっかりしてみんな辟易してますよ。」

私「え!?何月何日にどういう体位でやったら着床したって話をしてくれるの!?」

富永「そんなくだらない下ネタはやめて下さい。子供がお腹を蹴ったとか、そういう話ですよ!それも毎日毎日同じ話ばっかり。松本さん(注;ランチメンバーの一人(男))なんて不妊治療してるのに、ちょっとは人の気持ちを察しろって思いますよ。」

私「えー、そりゃ堂々としたモンだね。腹の中で舌をペロッと出すのは構わないから、せめてちょっとは表面的に遠慮せえよ、とは思うよね。」

この話を聞いて、そもそも彼女は全く後ろめたいとは思っておらず、周りに白い目で見られたらどうしようと考える自分がおかしいのか?と自問自答するようになりました。

この件で、自分も体調が悪くなったら遠慮無く休職してもらえるモンは徹底的にもらって堂々と退職してやる!と決意しました。

後記

そして山井さんは復帰後3週間で再び産休に入られました。

何ヶ月か経って、また富永くんと二人で帰宅することがありました。

富永「ああそうだ。山井さん、無事に出産したそうですよ。赤ん坊と一緒に写った写真をLINEで送ってきました。みんなにLINEしてるみたいですよ。僕は今のところ3日ぐらい既読スルーしてますけどね。このままスルーしてやろうか迷ってます。」

彼女とLINEを交換してなくて本当に良かった、、、と思った瞬間でした。

セミリタイア生活ブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へにほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へにほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 30代サラリーマンへ

シェアする

フォローする

twitterをフォローする
ブログの購読はFeedlyでもできます
ブログを購読する
follow us in feedly
スポンサーリンク

コメント

  1. 人生うんち より:

    そういえばカズさんって年収おいくらですか?差し支えなければ教えてください。あとセミリタイア資金はおいくらで考えていますでしょうか

    • カズ より:

      コメントありがとうございます。
      その前のコメントはほぼ同じ内容と見なして削除しました。

      >そういえばカズさんって年収おいくらですか?
      「製造業」「40歳」「平均年収」でググってみて下さい。それより若干多いぐらいです。

      >セミリタイア資金
      あくまで考えですが、40歳で2500万円、45歳で2000万あれば十分だと思っています。
      多分、一般的な方のリタイア資金よりは少なめに設定していると思います。
      「人生一度きり」なので本来は早ければ早いほどいいと思いますよ。
      家族がいれば別ですが、あの世にお金はもっていけませんので。

  2. 人生うんち より:

    リタイア後はやはり適当にバイトするか、資産が危うくなったら警備員の正社員か契約社員になったりします?